愛機Z50を手に入れて一年が経ちました。
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本を読みながら撮影してましたが、どうしても記念写真から脱せない。
このハルジオンブログも、自ら撮影してきましたが、満足いく写真には程遠いものでした。
自分で満足する写真を撮りたいこともありますが、「評価を受けたい」「共感してもらいたい」という思いから、「もっと成長したい」という気持ちが強くなりました。
ということで、講座を探してみたところ、格安の初心者向けの講座を見つけ申し込む事に。
事前練習
講座3日前に、以下の事を事前に練習しておくようにとメールが入ります。
・撮影モードの切り替え(A・Sなど) ・絞りの操作(F値) ・広角・望遠の切り替え(〇〇mm) ・露出補正の操作 ・ピント合わせ
とりあえず全てスムーズに行えるので問題はなさそうですが・・・

いざ講座
事前に連絡があった集合場所へ行くと、私を含め生徒は4人。年齢も性別もさまざま。
まずは、風景写真を撮る基準となる設定を教えていただきました。
撮影モード A(絞り優先)
F値 11~16
焦点距離 35㎜~50㎜

以上の設定を指示して頂き、「好きな場所から撮ってください」と講師。

正面から一枚撮ってみました。撮った画像をチェックしたいたら…
講師の方から「正面から撮ったら、次は角度を(左右から)変えて撮ってみる」とアドバイスを受けました。(映えない写真なのでアップしません。ご了承ください)
写真を撮るときは移動して、いろいろな角度(左右)から撮る
そして一眼レフの醍醐味のボケ写真を撮る方法を教わります。
※Z50標準レンズ(16-50mmf/3.5-6.3)使用
F値 最小の数値(最も開放する)※6.3
焦点距離 レンズの最もズームした状態 ※50mm
⭕️ 主役にできるだけ近づく。
⭕️ 主役と背景の間が、離れていること。
早速撮ってみると、

(葉っぱにピントを合わせ、シャッターを切ったところ、玉ボケが出来ました(偶然です)背景に木漏れ日があり、それが玉ボケになったと思います)
ボケてます。(玉ボケという思わぬ写真が撮れました。)
そして「(花など)映えるボケ写真」を撮るコツは、「バックはグリーン」を選ぶです。
花ボケ写真の背景は緑色(グリーン)を選ぶ
講座の始めに、左右に移動して撮るを教わりましたが、次は上下に撮るです。
ローアングル(低い視点)・ハイアングル(高い視点)で撮る


ローアングルの方が、なんとなく良い感じになっています。
撮る→移動→撮る→移動
「風景写真を撮る」
⇅
「ボケ写真を撮る」
⇅
「ハイ・ロー・アングル」
これを繰り返します。
「撮りたいものに合わせて設定を変える」という点を反復練習し、「設定や撮り方を身に付ける」講座なんだと途中で気づきました。
【考えなくても、撮りたいものに対してスムーズに設定を変えられるようになる】
これも初心者から脱する一つの目安かもしれません。
一人で練習していたら、この技術は身に付かなかったと感じました。
まだまだ講座は続きます。
風景写真を撮って確認すると、しっくり来ません。
次のポイント
「余計なものは入れない」
例えば、二つの写真。


最初に撮った写真と、講師に指摘されて再度撮った写真。
2枚目の方がスッキリして良くありませんか?
余計なものは入れず、的を絞る。
プロの方に言われないと気づかない点です。
次は露出を変えるです。



露出補正することで、撮りたいイメージに近づけることができます。
明るい・楽しい写真 露出を上げる(+) 落ち着いた・暗い写真 露出を下げる(-)
終盤に差し掛かり、テレビで見た塔が見えてきました。テンションが上がり写真を撮りまくります。
すると、主題と副題を考えて撮ってみて。
とのアドバイスを受けます。
どうしても塔(主題)を中心に撮ってしまいますが、道(副題)を入れてみると…。


右(下)の写真の方が、なんとなくサマになっている絵になっているような・・・
このポイントは
主題と副題を入れて撮る(主題だけ撮らない)
集合場所に戻り、最後の撮影です。
これも一眼レフの醍醐味。
「質感を撮る」です。
岩についた苔を撮ります。
マクロレンズなら簡単に撮れるらしいのですが、標準レンズでボケ写真の設定で取りました。

シックで落ち着いたイメージで暗めに設定しました。
標準レンズでも、綺麗に撮れています。
満足です。
これで、講座は終了。
前半はついていくのに必死でしたが、撮りたいイメージの写真に近づいている写真が撮れて、シャッターを切るのが楽しくてしょうがない気持ちに。
そして、2時間で100枚近くの写真を撮りましたが、
こんなにシャッターを切ったのは購入以来初めてです。
講座を受けて大満足でした。
カメラ初心者のまとめ(Aモード)
広角・風景写真
F値11〜16
焦点距離 35〜50mm
望遠・ボケ写真
F値2.8・4など(数字をは小さく)
焦点距離 50mm~
いろいろな角度から撮る(正面・両サイド・ハイアングル・ローアングル)
露出を変えてみる(明るい写真→上げる・暗い写真→下げる)
写真に、余計なものは入れない
主役と脇役の配置を考えて撮る
これ以外にも、
・写真には正解がない。
・写真を撮りまくり、ベストショットはあとで決める。
・受ける写真は人それぞれ違うので、人に見せて(SNSなどにアップして)反応を見る。
これらのことも、初心者には大事なことかもしれません。
とても貴重で有意義な2時間でした。本当に受講して満足でした。
もし、お近くにこのような講座があれば、受講をお奨めします。
そして良い先生に出会えますように。
ハッピーなカメラライフを。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

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