京都で納涼といえば、鴨川の川床(かわゆか)・貴船の川床(かわどこ)
京都の右京区の山間にもあります。
今回は川床ではありませんが、川の近くでゆっくりとランチをいただきました。
それも珍しい瓦そばが食べられるお店です。
瓦そばといえば
お店があるのは、右京区梅ヶ畑という京都駅からバスで約1時間の場所。
近くには鳥獣戯画で有名な高山寺や神護寺など古いお寺がある地域です。
車で通るたびに「瓦そば」という看板が気になっていました。
そう確か瓦そばは、山口名物だったはず。数年前にヒットした「逃げ恥」。その劇中で瓦そばを食べるシーンを思い出します。
食べることも楽しみの一つ。瓦そばを食べたみたいと募らせておりました。
何度かお店に向かうも、緊急事態宣言やまん延防止重点措置で臨時休業。
ネットで営業日を確認し向かうことにしました。
行く前から景色を堪能
京都と言えば 桜や紅葉が有名。
出掛けたのは2022年4月のGW前の週末。
向かった日は あいにくの雨。「残念だな」と思ったのも束の間、新緑が青々と輝いて雨もまた悪くないものだと心変わりw

京都中心街から車で向かうと、山間に密集した住宅が見えてきます。


バス停「槙ノ尾」まで来たらもうすぐ駐車場(左側)です。

駐車場は5台。
お店の出入り口は、看板の横になります。

この門を見た時点で「いやー、いい雰囲気出してるぅ」とテンション右肩上がり。
階段を下りお店の中へ。座敷席へ案内されました。

メニューには瓦そばと、ドリンク類。ぜんざいやオリジナルのコーヒーも。




瓦そばの料金は一人前1,400円。大盛+500円
私は一人前を。同行者は大盛を注文しましたので、合わせて2.5人前が一枚の瓦に乗って提供されました。
茶そば・錦糸卵・牛肉・海苔・ネギ・レモンの上にはもみじおろしという順に重なっています。

そばつゆは濃いめ。麺が細いので食べやすく、焦げ目がパリッとして香ばしさも加わって美味しい。
レモン汁を加えてさっぱりさせたり、もみじおろしで辛めにしたり、味の変化を楽しめました。
そして何より、景色が良い。
二人で行きましたが、会話もなくボーっと川を眺めているだけ。心身ともに充電できます。
晴れもよいけれど、雨も情緒があって風情があります。ここにずっと居たい・・・。

青もみじが本当に綺麗。雨もまたよし。
虫が出ても「ちょっと、どいてね」と余裕の態度(普段なら殺虫剤を出そうものになりますが)
美味しいし、景色も良い。お腹も心も満腹になりました。
今度来るときは、「秋の紅葉の頃」」と 心に決めながらお店を後にしました。

アクセス
瓦そば 松右衛門(しょうえもん) 《住所》 京都市右京区梅ヶ畑殿畑町35 《電話》 075−863−1177 《営業時間》 11:00〜15:00 《定休日》 不定休(ホームページ確認してください)
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