京都市西京区に安産の神様がいらっしゃいます。
松尾大社から南へ徒歩約4分。厳かでひっそりとした神社へ行ってきました。
実はこの神社にお参りするのは二度目。
孫が生まれると聞き、安産祈願をお願いしました。
無事生まれてきたことを感謝して、今回はお礼参りです。
神社へ
月読神社の主祭神は月読尊(つきよみのみこと)(ツクヨミ又はツキヨミ)で日本神話に出てくる神です。
「古事記」では月読命・「日本書紀」では月夜見尊などと表記します。
Wikipediaより
桜の咲き始めた京都市内です。花曇りなのかどんよりとした曇り空。
今回は京都駅や三条京阪・四条河原町からも運行している京都バスの苔寺・すず虫寺行を利用して向かいました。
最寄りバス停は 松尾北河原町 から徒歩4分


閑静な住宅街を通ります。すると正面に見えてきました。


境内には本殿・拝殿・聖徳太子社・御船社・願掛け陰陽石・と月延石(つきのべいし)などから構成されています。
今回の目的・月延石(つきのべいし)は安産石とも呼ばれ、安産の神として信仰されています。
この石は元は筑紫(現在の福岡あたり)にあり、神功皇后が応神天皇(15代天皇)を産む際、この石で腹を撫でて安産し、のちに34代天皇の舒明天皇の時に月読神社に奉納されたという。 神社由緒書

中にはたくさんの祈願石がありました。今も昔も願うことは一緒です。



むすびの木は 縁結び・恋愛成就の信仰。安産を願う前に縁結び恋愛成就が先ですね。
連理木(れんりぼく・れんりぎ) 2本の樹木の枝、あるいは1本の樹木の一旦分かれた枝が癒着結合したものをいいます。自然界においては少なからず見られるようです。
3本が結合している木も珍しいのではないでしょうか?安産や子宝を願う神社にふさわしい木です。感慨深い。
祈願石をしたい方は社務所にあります。

無事に生まれたことを感謝してお礼を申し上げました。ありがとうございました。

月読命を崇敬された聖徳太子の徳を称え祀ったと言われています

海上安全祈願・水難除のご利益があります。

自己の罪・穢れを除く・・・思い当たることがたくさん。。。心当たりのある方はどうぞ。

左右の石を撫でて願い事をすると叶えられるといわれています。

江戸時代に建てられて本殿で改めてお礼をしました。厳粛な空気が漂っている感じがします。
本殿にお参りをして神社を後にしようとすると、京都タワーが小さく見えました。
京都は盆地。月読神社は京都の西の山の縁。京都ならではの風景です。

安産・子授りの祈願はもちろん、松尾大社や鈴虫寺へお越しの際は月読神社もぜひ。ルートに加えてくださいね。
アクセス
《住所》 〒615-8296 京都市西京区松室山添町15番地
・阪急嵐山線 「松尾大社」駅 下車 徒歩8分 ・京都バス・市バス バス停 「松室北河原町」 バス停 下車徒歩4分
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