日本代表する観光名所京都
さまざまな場所で色々なお土産が買えますが、無添加のお土産を探すのはとても大変です。
そして、お土産を買って重い荷物を持ちながら観光するのも億劫なもの。
京都伊勢丹は、京都駅隣接するデパートで、アクセス抜群・しかも京都のデパート内で一番お土産が充実しています。
無添加食生活を心掛け、京都に住む私が選んだ伊勢丹京都店デパ地下1階でおすすめする無添加お土産を厳選しました。
JR京都伊勢丹 営業時間 10時〜20時
十代目 伊兵衛菓舗 ○餅(まるもち)
こちらは、創業1716年 300余年続く老舗和菓子屋 笹屋伊織の新ブランド 十代目伊兵衛菓舗 さんです。
こちらの代表的なお菓子は ◯餅(まるもち)
「何事も丸く丸く満丸く治りますように」と願いを込めたお菓子(お餅)です。

左はケシの実 右は抹茶

けしの実の○餅・原材料 砂糖(国内製造)、小豆、うるち米粉、もち米粉、馬鈴しょでん粉、水あめ、けしの実 / トレハロース

抹茶味の○餅・原材料 砂糖(国内製造)、手亡豆あん、白小豆生あん、うるち米粉、もち米粉、水あめ、馬鈴しょでん粉、抹茶、寒天、/ トレハロース
※どちらもトレハロースが入っています。気になる方はご注意ください。
味は、程よい甘さの餡が入っています。
大きさは3センチほど。ちょっとしたお茶のお供に良さげです。
けしの実がトッピングされている◯餅は、賞味期限は購入した日から10日ありましたが、抹茶の◯餅は3日ほどでした。ご購入の際はご確認ください。
場所は 伊勢丹京都店地下1階 中央やや東 (近くにとらやさんがあります)

こちらの売り場では、生菓子も売っています。
原材料を見て買えませんが、チャレンジしてわらび餅を購入してみました。

きな粉と、黒蜜がついています。
原材料を見てみると、
加工黒糖(国内製造)、砂糖、わらびでん粉 / 加工でんぷん、トレハロース
加工でんぷんは賛否両論、厚生労働省と添加物の危険性を伝えるネットの記事をあげてみました。
加工デンプンの試験成績を評価した結果、発がん性、生殖発生毒性及び遺伝毒性 を有さないと考えられる。 また、反復投与毒性試験では、高用量投与群で、主に盲 腸や腎臓に変化が認められているが、これらの変化は通常の未加工のデンプンでも 発生するラットに特異的な所見であり、ヒトの安全性に対する懸念はほとんどない と考えられた。
厚生労働省引用
加工でんぷんの中で、特に健康上懸念をされているのは、発がん性があるとされているピロピレンオキシド、プロピレンオキサイドを使用する、ヒドロキシプロピレンデンプン、ヒドロキシプロピル化リン酸リン酸架橋デンプンです。
欧州では幼児向けの食品に使用することを禁止しています。
どのような加工でんぷんが使用されているのかは、分かりませんので加工でんぷんと記載されている商品は選ばない方が無難ですね。(と思いながらいただきました苦笑)

消費期限は購入当日までです。
※利用時期 2023年7月下旬
「京漬物 茎屋」 「手づくり京つけものまるたけ」
千枚漬けやすぐき漬けが京都の有名なお漬物です。
お漬物は本来保存食なので、添加物は不使用?と思いきや、常温でも持ち運びできるように保存料や色合いが良くなるように着色料などが使われているのが現状です。
そんな中、「まるたけ」「茎屋」さんは無添加のお漬物が作られています。

茎屋さんの売り場には「茎屋のお漬物は化学調味料・保存料・着色料・香料などの添加物は使用していおりません。」とはっきりと表記しています。
今回は大根やきゅうりなどの野菜が入った塩漬けを買ってみました。


原材料は野菜のほかに、梅酢・りんご酢・醤油・食塩・醸造酢・味醂・昆布・砂糖 以上。
塩漬けですが、塩っ辛さはそんなになくて、サラダ感覚のお漬物でした。
茎屋さんは、京都のお店のほかに「大阪高島屋」「三越[日本橋本店・銀座店・恵比寿店]
高島屋東京店・JR名古屋高島屋・さっぽろ東急百貨店にも取扱店がありますので、お近くの方はぜひ京都の無添加のお漬物を味わってはいかがでしょうか?
茎屋 ホームページ
そして同じ漬物売り場の茎屋さんの近くに「まるたけ」のお漬物もあります。

こちらのお店のパンフレットにも
当店のお漬けもの、佃煮には化学調味料、保存料等の添加物は一切使用しておりません。
からだに優しい自然派の食品です。
年中通しての商品もありますが、季節ならでは旬のお漬物も販売されていますので、京都をリピートして旅行している方もぜひ利用してみてはいかがでしょうか?
レジに無料の保冷剤、有料ですが保冷バックがありますので、ぜひお土産に利用して食べてください。
まるたけ ホームページ
京都のお漬物のお店がずらりと取り揃えていますので、ほかにも無添加のお漬物があるかも?です。
ぜひ探してみてください。
伊勢丹京都店地下1階お漬物売り場は、西北側です。

吉村和菓子店(亀屋良長内)
京都伊勢丹地下1階ほぼ中央に位置する、亀屋良長の店舗のガラスケースの隅に、言葉を見つけました。
「からだにも こころにも やさしい 京菓子を」

見てみると焼き菓子のような、麩菓子のような、見た目も優しいお菓子が。
亀屋良長のお店に名前の違う商品があるのはなぜなのか聞いてみました。
亀屋良長は、創業1803年。約220年の老舗和菓子店。
その老舗和菓子店の女将が立ち上げたブランドが、「吉村和菓子店」でそのお菓子が販売されていたというわけでした。
どのような商品があるのか見たところ、京都伊勢丹の店舗では木箱に入った一つの商品のみの取り扱いになっていました。(令和5年4月現在)
ばら売りや他の商品は、四条堀川の本店で取り扱いがあるとのこと、早速本店に向かい購入して食べてみました。

私が食べてみたのは、焼き鳳瑞(ほうずい)
左から・きなこ・有機発芽玄米+雑穀・抹茶
裏面の原材料を見てみると

1番最初に小豆の煮汁が記載されていました。
あずき茶(小豆の煮汁)を用いた、ふわふわの口溶けの京菓子です。
優しい甘さのココナッツシュガーを使用しています。
あずき茶は、ミネラル成分が含まれているだけではなく、泡立てることでメレンゲのような食感が生まれます。
あずき茶はデトックス効果で有名ですが、それがお菓子に使われているとは、興味深いです。
そして気になる添加物ですが、唯一トレハロースが使用されています(この点だけちょっと残念…)
食べてみての感想は、本当にふわっとして、ベビーせんべいを食べたかのようにふわっと軽く、でも口の中がパサつくことがなく、くどい甘さがなく見た目同様に優しいお菓子でした。
体にやさしいだけではなく、京菓子の上品さも感じられ、上品を好む方・見た目重視な方にももちろん喜ばれると思います。
四条堀川の本店では希望に応じて品数を変更してくれるので、時間に余裕がある方は本店で購入してみてはいかがでしょうか?
吉村和菓子店 ホームページ
京都伊勢丹地下1階ほぼ中央に位置します。

蜜香屋 TUTITO(ツチト)
蜜香屋は、大阪に二店舗、ここ京都に一店舗あり、さつまいもをベースとしたお菓子をとり扱っているお店です。
代表する芋けんぴ・焼き芋・お芋のシフォンケーキ・その他にも風呂敷や手拭いも販売しています。
芋けんぴはメジャーなお菓子と思いますが、他と違う点は、「抹茶」「ほうじ茶」「煎茶」「和紅茶」といった味の芋けんぴが販売されているところです。
それにさつまいもが苦手とか嫌いな人って存じ上げません(個人的な意見です)
お土産に喜ばれて外れないこと間違いなし。

気になる原材料は、さつまいもは国産、油は米油。
安心ですね。

私が食べたのは、ほうじ茶(京都府和束町ほうじ茶使用)
一つ一つが細く食感がカリッとしっかしとして、いくらでも食べられます。
一度封を開けたら、途中で止めることは難しい美味しさ。
しっかり甘さはありますが、くどい甘さではありません。
食べても胸焼けなしです。
今まで何度かお店にうかがいブレンドや抹茶チョコも食べてみましたが、いつも「煎茶」が売り切れ状態でしたので、見つけたらぜひゲットしてください。

売り場は、京都伊勢丹地下1階、東側入口付近になります。
蜜香屋 TUTITO(みっこうや つちと) ホームページ
袋入りの他にも、缶入り、お土産用箱詰めもあります。
MORI wakuden 森の桑の葉ようかん
以前より和久傳の店舗はありましたが、リフレッシュオープンで併設した和久傳の新ブランド
「MORI wakuden」

和久傳には、お土産で有名なレンコン菓子「西湖(せいこ)」もありますが、お土産にするのは日持ち(4日間)と温度管理(要冷蔵)が必要になってきます。
そこでお勧めしたいのが、「桑の葉のようかん」
MORI wakudenは、カジュアルな和久傳といったブランドで、この桑の葉のようかん3つ入りで1080円(令和4年12月現在)と和久傳さんにしては手が出しやすい価格。
桑の葉のようかんは、とても珍しいですが、桑の葉には、糖尿病の予防効果のほかに、高血圧抑制、血中脂質抑制、便通改善などの効果が知られています。

健康を考えている方へ、いつもの京都土産と違うものをあげたい方、選択肢の一つに挙げてみてはいかがでしょうか?
原材料・手亡餡(てぼうあん)インゲン豆の一種、砂糖、有機桑の葉、蓮粉、寒天、乳酸菌乾燥粉末(殺菌)
賞味期限・約三か月(11月に購入し1月末まで期間がありました)
MORI wakuden HP 外部リンク
MORI wakudenの商品を原材料をサラッとチェックしましたが、ほぼ添加物は使用していませんでした。
ぜひ一度お立ち寄りになって手にとってみてはいかがでしょうか?
他にも焼き菓子や、混ぜごはんの素などもあるので、あなた好みの商品が見つかるかもしれませんね。
伊勢丹地下1階

中村藤吉本店 シフォンケーキ
京都通の方にはご存じの、宇治のお茶やさんの中村藤吉本店。
本店は宇治ですが、JR京都駅JR西口改札前・イーストパラダイス3階にはカフェがあります。
お茶はもちろん、名物の生茶ゼリー、チョコレートなどたくさんのお土産も扱っていますが、今回お勧めするのは ほうじ茶のシフォンケーキ

原材料は、卵(国産)・砂糖・小麦粉・食用大豆油・ほうじ茶・レモン汁/膨張剤
ふわふわの生地で、ほうじ茶の香ばしさと甘さ控えめで一人でぺろりといけるおいしさです。
これは少人数の家族の方へのお土産や、自分用としてもいかがでしょうか?

伊勢丹地下一階 エスカレーター降りてやや左前

SUETOMI AoQ(青久)
創業1893年(明治26年)の和菓子を製造しているお店です。
そのお店が新しいブランドを立ち上げ伊勢丹の地下で販売されています。
しかもここだけでしか買えない商品もあり、それは買うしかないでしょうとお土産に購入しました。


今回購入したのは、味噌餡とフィナンシェの詰め合わせ
バターをたっぷり使ったフィナンシェに末富さんがこだわって作った味噌餡をつけて食べるという洋と和が併せた新しいお菓子です。

フィナンシェには、トレハロース・加工澱粉・香料と気になる添加物が入っていますが、味噌餡(他の商品で粒餡・こし餡)の原材料は 砂糖(国内製造)・水飴・手亡豆(通称白インゲン豆)米味噌と無添加で作られています。
小豆を一晩水につけ、水がきれいになるまで何度も水を替えて洗い、たっぷりの水でじっくりと時間をかけて炊き上げたこだわりの餡。
味の感想を聞いたところ、味噌餡は少し塩味を感じ甘いフィナンシェと合うと喜んでもらえました。
パンにつけて食べても美味しそうです。
添加物が気になる方は、餡だけ単品だけでも販売されているのでぜひお試し下さい。
JR京都伊勢丹地下1階 東出入り口側近く

随時更新中です。
番外編・coco Kyoto
※こちらのお店は、伊勢丹京都店にある店舗ではありません※
京都に本店があり、伊勢丹京都店のバレンタインなどのイベントで出店しており、ビーントゥバーチョコレート・ローチョコレートの専門店 coco Kyotoです。
カカオ豆からチョコレートになるまでの製造を一貫して京都の工房で行っているこだわりのチョコレート屋さん。
安全なものを食べてほしいと購入しても、ウケが悪いとガッカリしますが、こちらはチョコレート専門。
甘いものが大好きな方、特にお子様にもとても喜ばれます。
実際に、小学生がいる家庭に送りましたがとても喜ばれました。

京都伊勢丹のバレンタインの催事でお店を見かけ、無添加という文字に惹かれ、買ってみたのが出会でした。
上記の箱の画像は焼き菓子セット
下の画像は原材料一覧(下部のInstagramにある商品)
白砂糖・食品添加物不使用、グルテンフリー
保存料・光沢剤・乳化剤・着色料・香料不使用

アレルギーの方はもちろんこれなら、健康を思う大切な人にも、もちろん自分にも選びたいですよね。
このお店ではチョコレートはもちろん、夏にはアイスクリームや、ロールケーキ・シフォンケーキなどのスィーツ、私が送った日持ちする焼き菓子なども販売しています。
本店は京都市右京区の西大路通と、西院店と2店舗展開しています。
観光の方はあまり馴染みのない場所で展開しているので直接買いに行く機会が少ないと思いますが、もしイベントでcoco kyotoの名前を見かけたらぜひ選択肢に入れてほしいです。
coco kyoto ホームページ
随時更新中です。
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