どんなにあっても困らないのはお金。
「(お金は)あったらあったで苦労するよ」「人生狂うよ」なんて聞きます。そんなことを言う人に限ってそんな経験はしていないことに気づきます。
お金がない苦労はありますが、お金がある苦労はしたことがない私は、ぜひお金がある苦労をしてみたい。みんなそう思うに違いない。だってそうじゃないと、この神社にこんなに絵馬があるはずがない。
御金(みかね)神社

街中のマンションの間に、黄金色の鳥居が光を放っています。
金山毘古命を主祭神とし、天照大御神、月読命の三柱の神をお祀りしています。
金山毘古命は伊邪那岐命(と伊邪那美命(いざなみのみこと)の御二柱神の皇子であり五元陽爻(天の位)の第一位の神として、金・銀・銅をはじめとする全ての金属類、鉱山、鉱物(鉱石)を護り給う神様です。
御祭神は、長い間個人の敷地内にある「邸内社」として祀ってありました。邸内社でありながらも参拝者が絶えず訪れるので、明治16年に現在の社殿が建立されました。
本殿と末社が一社という、シンプルでこじんまりとした神社です。しかし、毎年の初詣では、200メートルほどの行列が出来て、地元の方々はうんざり気味だとか。
本来は金属の神様が金銭的神社になったのはやはり「御金」という文字にあやかっていることでしょうか。
ご利益は、お金にまつわることや金属、鉱山や鉱物などで、金融・証券・金属加工・鉱業・採石と多岐にわたります。
そして、御金神社の御神木は銀杏の木。絵馬やお守りも銀杏の葉がモチーフになっています。

銀杏の木はどんな環境でも枯れることがないと言われ、「商売繁盛・発展」や「不老長寿」の象徴とされていてさらに葉の形が、八方向に広がっていることから「末広がり」として縁起が良いと言われています。

いろいろな神社に行っていますが、新型コロナの影響で柄杓を置かない神社が多い中、こちらは置いてありました。

鳥居をくぐり、右奥に進むと末社があります。ここでご挨拶。

鈴緒(すずのお)も黄金色。ここも新型コロナの影響で撤去されている神社が多い中、設置しております。ありがたく振らせていただきました。
参拝は24時間できますが、社務所は10時から16時までです。、私がうかがったのは16時を過ぎていて、お守りを買うことも絵馬を書くことも出来ませんでしたので、欲しい方は時間内でどうぞ。
16時を過ぎていたせいでしょうか、人はまばらでした。
仕事が少しでも来ますようにとお願いして後にしました。
アクセス
《住所》 京都市中京区西洞院御池上ル押西洞院町614 《社務所受付》 10時~16時(24時間参拝可能) 《交通機関》 地下鉄 烏丸線 烏丸御池 駅下車 徒歩5~6分(2番出口) 東西線 二条駅前 駅下車 徒歩4~5分(2番出口) 市営バス 「二条城前」バス停下車徒歩7分 「堀川御池」「新町御池」 バス停下車 徒歩4分 京都バス 62・63・65・66 系統 「堀川御池」「新町御池」バス停下車 徒歩4分
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