京都駅近で有名ロケ地へ【渉成園】しょうせいえん

カメラとお出掛け
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京都駅から京都タワーの見える方角に5分ほど歩くと東本願寺があります。

東本願寺とは、真宗大谷派本山。その東本願寺から東へ歩いて数分

渉成園(しょうせいえん)という日本庭園がございます。

その東本願寺の飛地境内地(別邸)です。

カメラを持って今日のお散歩は渉成園にしました。

「暴れん坊将軍」「大奥」など時代劇のロケ地にもなっていた場所でもあります。

映画のロケでも使われている場所です。

うかがったのは2022年9月初旬の平日。

門を入っていすぐ右側に受付があります。

そこで庭園維持寄付金として500円払います。

そのさいに頂く冊子がとても立派で保存しておきたくなるほどでした。(保存してます)

閬風亭から見た景色 カメラの腕がなく、この程度しか伝えられないことをお詫び申し上げます。

冊子に記載されているイラストマップを参考に「大玄関」から入り「閬風亭(ろうふうてい)」の中から庭を拝見。

背景のマンションが、ちょいと現代を感じさせますが、十分に雰囲気を味わえます。

この建物の中には15代将軍・徳川慶喜が「渉成園」と書いた額が飾られています。

というのも、14代将軍・家茂と15代将軍・慶喜は渉成園を気に入り何度となく訪れたそうです。

印月池

大玄関から外に出てに庭園に入ると大きな池があります。

印月池(いんげつち)と言って渉成園の中心となる池で、東山から上る月影を水面に映して美しいことからこの名がつけられました。

どこを見ても絵になりそうな、素敵な庭です。

閬風亭(ろうふうてい)1865年頃再建 京都タワーを入れてみました。

閬風亭を外からみた写真です。

臨池亭(りんちてい)1884年再建

水がとても澄んでいてきれいです。以前は琵琶湖疎水の水でしたが、現在は井戸水をくみ上げて池に注いでいます。

回棹廊(かいとうろう)1884年頃再建

奥に見える橋が、回棹廊(かいとうろう)

園の北側と池の中にある島を渡る橋です。

1858年の安政の大火で焼失する前は、朱塗りの欄干を持つ反橋だったそうです。

現在は、檜皮葺(ひのきかわだぶき)の屋根を持つ橋になっています。

回棹廊の中

写真を撮りまくりましたが、ここに載せきれませんでした。

東本願寺から歩いて数分になのに、人が少なくゆっくりのんびりと拝見することができました。

冊子を改めて読んでみると、ここを訪れた著名人として、岩倉具視・ニコライ二世、昭和に入ってヘレンケラーなど。

京都には京都御所・二条城がありますが、ここ渉成園ももっと有名になっても良い名勝なのではないでしょうか。

京都駅近で日本庭園の風景を見たい方は、ぜひおすすめします。

一番の見ごろなのはやはり、桜と紅葉の時期でしょうか・・・

桜のピンクのやわらかさと、もみじの鮮やかさは日本建築物と庭園にはなくてはならない色合いなのかもしれません。

最後までご覧いただきありがとうございました。

渉成園

住所 京都市下京区烏丸通七条上る

拝観期間拝観時間
3月~10月9:00~17:00(受付16:30)
11月~2月9:00~16:00(受付15:30)
JR京都駅より徒9分
市営地下鉄 五条駅 下車徒歩7分

この記事を書いた人
ハルジオン

   京都在住
   愛機・Nikon Z6ⅱ
  
「体は食べたもので作られる」「体が整えば気持ちも整う」
長年体調不良で悩まされ、食事を変えたら元気になりつつあります。
その経験から、本物の調味料の紹介や元気になって最近趣味として始めたカメラを主にしたことを発信しています。

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