油というとどんなイメージがありますか。
そういう私も、出来るだけ油脂を減らすべく、フッ素加工のフライパンを使って油脂を少なく摂取したり、ノンオイルドレッシングを選んだり、「油=よくないもの」というイメージがありました。
ところが、取っていい油と避けたい油があるというではありませんか・・・
取りたい油と、避けたい油
その前に、「油脂」は「糖質」「タンパク質」と並ぶ三大エネルギーの一つです。
どれが欠けても、体のバランスを崩すことになりかねません。
大事なのは食事のバランスと、取りたい油と、避けたい油を見分けて、避けたい油は出来るだけ摂取しないことが大切です。

避けたい油として、
サラダ油・マーガリンやショートニング・植物性のクリームなどが当たります。
特にサラダ油などは、多くの家庭に一本はあると思いまが、
サラダ油は、菜種やコーンなど植物オイルを高度に精製したもので、サラサラで使いやすいのがメリットですが、搾油に使う溶剤や高温精製による組成の変化が悪影響があると言われています。
一方、積極的に取りたい油として
アマニ油・MTCオイルなど。
どちらも熱に弱い油です。アマニ油は酸化しやすく、開封後1か月で消費しなければなりません。
そして適度に摂取したい油として、
オリーブオイル・米油などがあたります。
これらは、加熱しても大丈夫なオールマイティな油です。
おすすめしたい「油」
私が、台所にいつも置いている油はオリーブオイルと、米油、ごま油です。
まれに、お菓子などを作るときに買っているのが、ココナツオイルや太白ごま油なども使う時がありますが、メインとして使っているのが、オリーブオイル。
鉄のフライパンを使用しているので油返しなどで、油の減り方が尋常ではなくなり、米油をプラスして使うようになりました。そして、風味が欲しいときに使っているのが、ごま油です。
アサクラ オルチョ・サンニータ


こちらは、自然食品のお店で見つけたものです。
こちらのオリーブオイルは、体質改善を始めた頃からのリピートしています。
有機エクストラバージンオリーブオイルです。
国際基準によって風味や酸度でランク付けされており、果実を低温圧搾したものだけを「バージンオリーブオイル」と呼ばれ、その中でも最高ランクのものを「エクストラバージンオリーブオイル」と呼ばれます。
とても丁寧に記事にされているサイトがありますので、こちら(びんちょうたんコム)をご覧ください。
他にも品質のよいオリーブオイルは店頭に並んでいますが、選ぶ目安として
色がついたガラス瓶に入ったものを選ぶこと。 (日光に弱いので、瓶の色が薄かったり、プラスティック容器ではその遮蔽が不完全で変質の恐れがあるため) ※ただし、粗悪なオリーブオイルを高級そうな瓶に入れて販売されているものもあるので注意が必要です。
すべての料理に使っています。(炒め物・焼き物・ドレッシングなど)
一本だけお勧めするオイルを選ぶなら、このオイルを推します。
この油は、オリーブオイル独特の癖がありません。オリーブオイルの癖が…という方にも是非。
三和油脂・まいにちのこめ油


こちらは「三和油脂・まいにちのこめ油」です。
先ほども言いましたが、食事改善を始めたころからオリーブオイルを使っていましたが、鉄のフライパンを使用するようになってから、オリーブオイルの減り方が尋常ではなくなり、経済的にどうかと思い、調べたところ、酸化しにくく強い抗酸化作用がある「こめ油」を選びました。
ペットボトルで小さいサイズもありますが、ペットボトル容器を使いたくないので、紙パックタイプを選んでいます。
ペットボトル容器を使わない理由
ペットボトル容器は、空気を通して中に保存されている油(調味料)が酸化し、品質を劣化させてしまう理由でペットボトル容器に入っている油(調味料)選びません。
こちらも万能で、炒め物・焼き物に使っています。
山田製油・一番搾りごま油


山田製油 さんのごま油です。
山田製油は、ごまを使ったスキンケア用品まで扱う程の「ごま専門店」です。
創業者の、山田豊という方は、体が弱くマクロビオティックという食事療法を行い健康を取り戻した人でもあります。
ごま製品の販売はもちろん、レストラン・カフェも経営しており体に良い・安心できるものを提供している会社です。
このごま油を使う時は、あえ物や、きんぴらごぼうなど香ばしさが欲しいときの炒め物用油として使用しています。
このごま油特有の香ばしい香りが食欲をそそります。
山田製油さんの「へんこ万能だれ」も、お弁当を作る際の味付けに使っています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
中鎖脂肪酸・不飽和脂肪酸・オメガ3・6・9難しい単語が並び、複雑でよくわからない。
私もそうでした(そうです)
ですので、遮光性ガラス瓶に入った「エクストラバージンオリーブオイル」をメインに使用することをお勧めします。
そして、フレッシュなオイルを取るためには、開封後は出来るだけ早く消費するのが大切なので、使い切れる量のサイズを選ぶこと。これも大事です。
過去にも「油抜き」「糖質制限」と様々なダイエット方法が流行しましたが、過度な食事制限は体に負担があると感じています。
何事もほどほどに、バランスが大事なのかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
参考文献 調味料の味わい キッチンには3本のオイルがあればいい
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