「食事改善の第一歩は調味料から」
味噌・醤油が日本独特の調味料だとしたら、お酢は世界各地で作られている世界共通の調味料ではないでしょうか。
ワインビネガー・バルサミコ酢・香酢・・・
そして健康に良いとされ料理だけでなく、近年ではドリンク用としても販売されています。
より上質なものを選んでお酢効果を最大限に生かし元気になりましょう。
お酢は酸っぱいけどアルカリ性
酸っぱいので酸性だと思っていました。
実はアルカリ性。
体に入るまでは酸性ですが、体内に入ると分解されカルシウム・ナトリウム・カリウムなどのミネラル分が残るのでアルカリ性食品になります。
疲れた体が酸性に傾こうとしているのをアルカリ性の方に向かわせ回復に努めてくれます。
夏バテなどや疲労回復にお酢が効くのはそのお陰です。
お酢の作り方と原材料
お酢は、まずお酒から造られます。
例えば、米酢でいえば、
米で日本酒を造り、それに酢酸菌を加えて、酢酸発酵させることで「お酢」が作られます。
リンゴ酢なら、リンゴを砕いてアルコール発酵させ、酢酸菌を加えて酢酸発酵させる。
この工程を見ると、原材料は
「米」や「りんご(果汁)」だけ 作ることが可能なのです。
そして原材料に一つだけ記載されていたらそれは本物のお酢です。
おすすめのお酢
鮮度を保つため出来るだけ小瓶で購入しましょう。
そして、お酢はコンスタントに取るのがコツです。
センナリ・有機純米酢
オーガニックの秋田産あきたこまちと、広島県北部の天然水から作られた純米酢。
センナリで作られるお酢やドレッシングは無添加(一部商品に添加物あり)


センナリ株式会社ホームページ
煮物や、ポテトサラダを作るときの隠し味として使っています。
ドリンクとしても用いていて、このお酢とデーツシロップ(メープルシロップ)を入れてお湯や炭酸水で割るとさっぱりとしたお酢ドリンクとして食中・食後に飲んだりしてます。
空腹時にお酢を飲むことはお勧めしません。胃の弱い方はご注意ください。
下のリンクは、有機米のあきたこまち使用したJIS認定の米酢です。こちらもおすすめです。
内堀醸造株式会社 美濃有機純玄米黒酢
内堀醸造株式会社 ホームページ
毎年、梅仕事の季節に、梅酢シロップを作っています。
その際、使っているのがこの会社のお酢です。


お酢と青梅・はちみつを、消毒した保存瓶に入れて、毎日瓶を振ってかき混ぜ、2週間経ったら飲み頃。
梅シロップは「梅」と「氷砂糖」で作るのが普通ですが、私はプラスお酢を入れてより一層疲労回復効果を狙って飲んでいます。

※氷砂糖のかわりにはちみつを使用してます。
こちらの会社のリンゴ酢もお勧めです。
佃ファーム・有機赤しそのお酢


京都大原産の有機の赤しそを使用し造ったお酢です。
米酢などをドリンクとして飲む場合、どうしても酸っぱさが強くて飲みにくいものです。
こちらは、甘味料で割らなくてもゴクゴクいける優れもの。
興味本位で購入しましたが、リピートしてます。
甘味料で割りたくない方にはぜひ試してほしいお酢です。
そして、キュウリや蕪を塩でもんで、この赤しそ酢と混ぜて数時間冷蔵庫に置きます。
ちょっとしたお漬物としても美味しく出来上がります。
選びたいお酢・選ばないお酢
選びたいお酢は、「純○○酢」と「純」という文字が入っていることも一つの目安。
逆に避けたいお酢の目安として、
原材料に「アルコール」「酒粕」等と、記載されているお酢は
「きちんと時間をかけて発酵させていない、機械を使って速成的に発酵状態を生じさせて作った」
事になりますので、この記載がある場合は避けてください。
大事なことなので、何度も書きます
原材料は「シンプルなもの」をです。
お酢ドリンク用として売られているものもありますが、甘味料が使われている場合がほとんどです。
原材料を見て、何が入っているのかを確認してください。
ドリンクとして飲む場合も、本物のお酢を選び、自分で甘味を入れて調節して飲んだ方が断然良いです。
いかがだったでしょうか。
調味料一つきちんとしたものを選ぶことで、あなた自身や家族を守ることに繋がります。
いいものを選び、食し、元気な人はますます元気に、そうでない人は昨日の体より少しでも楽になれますように。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント